校長先生の一言

今週のお題「人生変わった瞬間」

子どものころの私は、絵をかくことが大嫌い。

というより、描くと

必ず母からはこれはどっちが上?

先生からもう=====ん

 

成績も2が最高

図工の時間が地獄私でした。

 

小学校で行われる 写生大会のときは

みんなと一緒になんてとても

にぎやかなことが大好きな私が

孤独で人目のつかないところで陰に隠れて

絵を描くことが当たり前でした。

 

ところが3年生の時 いつものように陰に隠れて絵を描いていると

後ろから校長先生が

「きれいな緑だね。とても丁寧に書いていて素敵だね。」

えっ? 思わず周囲を見渡したのですが、私一人なので

?????

この色とか個々の部分とても素敵だよ。

 

私が褒められたのです。

豚もおだてりゃ木に登る。

 

そのたった一言で、とにかく真剣に丁寧に写生をしたのでした。

後日 今回の写生大会の金賞は   私が呼ばれたのでした

クラスみんなもびっくり それ以上に私もびっくり

さらに上乗せして母親は

間違っています うちの娘が絵で賞を取るなんであり得ませんと

学校に言いに行く始末

 

その一言で絵が大好きになりました。

 

人間って本当に小さな誉め言葉で 大嫌いが大好きになれるのだと

嘘のような事実でした。